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米運輸省、航空旅客の保護を強化日本の航空会社に影響も

2010/06/07 16:29

【ワシントン共同】米運輸省は航空便を利用する旅客を保護するため、規制強化策を相次いで打ち出している。4月には、出発が遅れた際の乗客対応を明文化。最近も米国に乗り入れる外国の航空会社を対象に含めた上で、座席予約の重複(オーバーブッキング)に対する補償金の引き上げなどの新たな保護策を提案。日本の航空会社に影響が出そうだ。米国では、予約重複の多発や機内に荷物を預ける際の料金が不透明なことなどに対し、旅客の不満が高まっている。ラフード運輸長官は「乗客は公正で妥当な扱いを受ける権利がある」とし、顧客保護を進める考えを示している。新しい保護策は(1)予約の重複で搭乗できなかった旅客への補償金の引き上げ(2)航空券予約後、24時間以内のキャンセル料の撤廃(3)荷物を機内に預けるのに必要な料金の事前開示―などが柱。ただ、こうした顧客保護策は航空会社にとってはコスト増となり、経営を圧迫する恐れもある。米メディアによると、新しい保護策の導入による費用は10年間で2600万ドル(約24億円)に上るとの試算もある。

【共同通信】